ヒナを拾わないで!

春は鳥たちの子育ての季節です。野外で地面にヒナがいるのを見かけた方から「ヒナを拾ったけれどどうすればいいの?」といった問い合わせが相次ぎます。しかし、その大半が拾う必要のないヒナで、迷子になったものと勘違いして拾ってしまうことがよくあるのです。助けたつもりで安易に家に連れてきてしまうことは、ヒナを誘拐することにもなってしまうのです。

 

いたしかたなく保護する場合は、しばらく離れて観察し、明らかに迷子であるかどうかをよく確認してからにしましょう。その後は、段ボール箱など保温性があり暗くできる入れ物でヒナを落ち着かせ、栃木県の環境森林事務所へ連絡し指示に従ってください。

■ なぜ地面に落ちているヒナをよく見かけるのですか?

巣立ちしたばかりのヒナはうまく飛べません。だから、枝から枝へ移るときなどに、地面に降りたりしてしまうのです。

 

■ ヒナを見つけたとき、どうしたらいいのでしょうか?

近くに姿が見えなくても、親鳥は必ずヒナのもとへ戻って世話をします。人がヒナのそばにいると、かえって親鳥はヒナに近寄れません。そのままにしておきましょう。

 

■ 猫が近くにいて心配ですが・・・?

近くの木の枝先など、猫が近寄れないところに止まらせておきましょう。

 

■ 人が野鳥のヒナを育てることはできないのでしょうか?

私たちはヒナに飛び方や、何が自分にとって危険なのか教えられません。自然の中で自立していけるように育てるというのはとても難しいことなのです。 また、野鳥を飼うことは法律で禁止されています。

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