八方ヶ原(矢板市)

環境

八方ヶ原は、日光国立公園の一郭を成す1000~1200メートルの高さに広がる高原で、その名の如く、高原山、関東平野、那須連山など、八方の展望に秀でています。昔、八方ヶ原には、軍馬牧場があり、草木が馬に食べられたが、毒性があるレンゲツツジだけが残ったと言われています。現在も約20万株のレンゲツツジが群生しており、ツツジの名所となっています。大間々展望台付近の潅木帯、学校平付近の放牧地、その他の森林帯と多彩な環境に恵まれているため、草原性、森林性の野鳥種が多く見られます。

探鳥会の集合場所

矢板市下伊佐野 八方ヶ原 大間々駐車場

交通

公共交通機関なし

駐車場あり

トイレ

集合場所の駐車場にあります。

探鳥会

夏に開催しています。

コース

大間々駐車場、小間々キャンプ場、学校平を拠点に遊歩道が整備されています。小間々キャンプ場から大間々駐車場は1.5キロ弱とコースは短いが、森林帯から潅木帯と変化があり短時間で探鳥が楽しめ、支部の探鳥会コースにもなっています。

ベストシーズン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

春~夏

大間々や学校平ではアオジ、ホオジロ、カッコウなどの囀っている姿が観察できる。森林帯ではクロツグミ、コマドリ、アカハラが見られ、アカハラが多いのもここの特徴である。また、5月から6月にかけてはレンゲツツジを中心としたツツジ類も見物。

探鳥会の記録

夏(2018/7/8)キジバト、アオバト、ホトトギス、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、アカハラ、コマドリ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ビンズイ、イカル、ホオジロ【24種】