概要 活動日誌( 2024年 23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  2011年以前 )

みずほの里山再生プロジェクト(活動日誌 2014)

2014/12/21

みんなで落ち葉さらい
みんなで落ち葉さらい

宇都宮市環境学習センター主催の「落ち葉さらいと焼きイモ」を同時開催し、スタッフは8:15に林へ集合して焚き火の準備を始めるとともに、熊手とテーブルを用意した。

一般参加者は公園に集合してから林へ移動して、本日の予定と作業の要領を確認してから、それぞれに落ち葉を熊手で集めて山を作り、シートに載せて集積場所へ積み上げた。昨日の雨で落ち葉は湿っていて重かったが子どもたちも一緒に運び、積み上げた落ち葉を踏み固めて普段できない体験を楽しんでいた。
休憩時間にサツマイモをアルミフォイルに包んで焚き火の中へ入れ、後半の作業終了後においしく焼けた焼きイモを全員で味わいながら里山整備の話に耳を傾けた。焚火の後片付けも参加者に協力してもらい、水運びなど短時間で片付けを終えることができた。

落ち葉の下でニホンアマガエル一匹とカブトムシの幼虫の抜け殻が一つ見つかった。

2014/11/16

倒木処理
倒木処理

来月実施する「落ち葉さらいと焼きいも」のイベントに向けて休憩場所のある林を整備した。風除けとして林の外周に笹を残し、落ち葉をさらう範囲の笹と下草を刈り取った。未処置の部分が残ってしまったがイベントには支障なさそうである。併せて集積場所の囲いを補修し倒木を1本処理した。
作業中、モミジの幼木が紅葉しているのがあちこちで見られた。

2014/10/19

丸太運び
丸太運び

秋以降の落ち葉さらいに向けて幹線道路沿いの林を整理した。台風で倒れた倒木や掛かり木を処理し、放置したままの倒木も含めて3m位に切り出して落ち葉の集積場所の囲いに追加した。その後、落ち葉を運び易いように集積場所周辺の下刈りをして作業を終了した。
下刈り時に大きなニホンアカガエル(♀、体長75㎜)を1匹確認した。ニホンアマガエルの成体も10匹程、そしてリンドウもあちこちで咲いているのが見られた。

2014/9/21

群生したホトトギスが咲いている
群生したホトトギスが咲いている

集合時に公園の西上空にオオタカが1羽旋回する様子が見られ、見渡すと南の空でも若鳥と思われる個体を含む4羽のオオタカが同じところを旋回している様子が観察できた。
今日は2日後に予定されている「林のカエル調査」に向けて笹とつる草を刈り取り休憩場所のある林を広範囲に整理した。
最後に林の北側と南側に調査範囲の目印を付けて作業を終了した。
林のあちこちで群生したホトトギスの花が満開になっていた。

2014/8/17

小学生の参加者が枯木を切り倒す
小学生の参加者が枯木を切り倒す

カブトムシの発生する林の様子を知りたいと言う小学生を連れた親子の参加があり、生き物観察をしながら林内を一回りしたところ、木の幹に止まったセミの幼虫の背中が割れ羽化の始まる様子が観察できた。その後、作業体験として散策路のツル草刈りをしたところ、途中2カ所でアシナガバチの巣に遭遇したためハチの巣を避けて通路を開き、立ち枯れ木を切り倒して本日の作業を終了した。

2014/7/20

作業後の東側入り口付近の様子
作業後の東側入り口付近の様子

週末に予定されているセミの羽化観察に向けて、ライトトラップを設置する付近の下草を刈り取ってから林内の整理を開始した。東側の入り口付近の草を刈ると、去年スズメバチが巣を作った切り株の中は空洞になっていて、今年は巣が作られていなかった。立木に絡んだカラスウリはセミの羽化観察時に花を近くで見られる様、注意しながら下草を刈り取って準備を完了した。

草むらでは何処から来たのかニホンアマガエルの幼体(1匹)と池の付近でトウキョウダルマガエルの成体(3匹)を確認した。

2014/6/22

 草むらで見つけたツノトンボ
草むらで見つけたツノトンボ

先月整備した部分に新たに生えたクズ等のつる草を刈り取ったのち、東側の繁茂した部分を刈り取り幹線道路沿いの約2/3が見違えるようになった。最後に林の東側入り口付近の下草刈りをして通り易くした。

作業中、木の枝に垂れ下ったナナフシ2匹と、草むらではツノトンボがじっとしているのが見られた。

2014/5/18

シートに載せて運ぶ
シートに載せて運ぶ

幹線道路沿いの林の法面と林縁にハルジオンとオニタビラコが繁茂し、道路側から見ると丁度目の高さの辺りが一面に白と黄色で覆われていた。今回はこの範囲を西から東に向けて草を刈り、歩道の上に溜まった土とそこに生えた雑草をスコップで剥ぎ取ってシートに載せて林内へ運搬した。その後ゴミを収集して本日の作業を終了した。これらの作業で歩道と林縁がスッキリし、見た目で作業の成果が明らかになり参加者も達成感を味わった。

林の中の池の周辺で、トウキョウダルマガエルを5匹確認した。

 

2014/4/20

倒木の処理
倒木の処理

野鳥観察のコースに覆いかぶさったエゴノキを手鋸で切って通路脇へ移動し、その後林内に落下した太い枯枝を整理しながら笹刈りを実施した。

2014/3/16

落ち葉の下にいたニホンアマガエル
落ち葉の下にいたニホンアマガエル

1月にやり残した丸太のベンチ2個分の枕木を交換し、これでベンチ5個の補修と大人が座り易い高さへの調整を完了した。並行して整備範囲の境界を示すシュロ縄の破損した部分を修理した。西側入り口から南の道路沿いに幅3mの緩衝帯を設けるため、ポールを立てて整備範囲との境界を示すシュロ縄を張り、その内側の笹刈りをしてから落ち葉さらいをしたところ、同じ場所で2匹のニホンアマガエルが現れた。動きが速くしばらく前に冬眠から覚めた個体のようであった。

2014/2/16

林の様子
林の様子

15日未明までに記録的な積雪があったため中止しました。

集合場所の公園も林の中も一面雪で覆われていました。

2014/1/19

掘りだしたスズメバチの巣
掘りだしたスズメバチの巣

丸太のベンチが傷んできたので枕木を交換することにし、保管してあった直径15センチ位の丸太をうまく噛み合うようにチェーンソーで加工し、3個分の枕木を交換した。腐った枕木の下には越冬中のコクワガタも見られた。最後に長年の風雨で文字が薄れた看板の文字を白いペンキで上塗りして文字が読めるように補修した。昨年スズメバチが盛んに出入りしていた木の切り株付近を掘ったところ、中は空洞になっていて六角形のセルの対辺距離が13㎜位ある巣が3段出てきた。氷の張った池の中ではヤゴを1匹確認した。