概要 活動日誌( 2024年 23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  2011年以前 )

みずほの里山再生プロジェクト(活動日誌 2017)

2017/12/17

落ち葉を集める
落ち葉を集める

11月の参加者と企業のボランティアグループに呼び掛けて恒例の「落ち葉さらいとやきいも」を実施した。スタッフが焚き付け用に杉の枯葉を集めて焚火の準備を進める中、参加者は直接林へ集合した。受付後、11月の活動日に林床のツル草を刈り取った幹線道路沿いの林へ移動し、落ち葉を熊手で集めて山を作りシートに載せて集積場所へ積み上げる作業を各自のペースで進めた。12月は雨がほとんど降っていなかったことから落ち葉は軽く予想以上に作業がはかどった。子どもたちも熱心に落ち葉を集め、長い枯れ枝もかたづけていた。
休憩時間にサツマイモをアルミホイルに包んで焚き火の中へ入れ、焼き上がるまで再度落ち葉
さらいを続けた。最後においしく焼けた焼きイモを全員で味わい、焚火の後片付けをして終了した。

2017/11/19

ツル草刈りの成果
ツル草刈りの成果

次回幹線道路沿いの林で実施する落ち葉さらいに向けて、林床に茂ったツル草を刈ることにし、台風で落ちた枯れ枝を整理しながらツタなどを鎌で刈り取って積み上げた。並行して林内の太い倒木と観察路をふさいでいる倒木を2m程に切り、薪にするため休憩場所のある林へ運んだ。休憩をはさんで、玉切材を交代しながら斧で割り薪作りを進めた。運んできた倒木もチェーンソーで玉切しながら薪にした。手の空いている参加者は焚き付け用の枯れ枝を集めて焚火場所に積み上げ本日の作業を終了した。作業中にこげ茶色をした冬眠中のニホンアマガエ

ルを6匹確認した。

2017/10/15

観察路に積もった栗のイガを集める
観察路に積もった栗のイガを集める

午後から雨との天気予報に反して8:30頃から雨の降り始める中、4名の参加者があり車で林へ移動して空模様を見ながら作業することにした。とりあえず11月から始まる探鳥会に向けて作業することにし、観察路一面に広がって土まみれなった栗のイガを熊手で集めてシートに載せ、集積場所へ積み上げた。イガは水を含んで重く参加者のズボンは土だらけになってしまった。その後、覆いかぶさった笹などを刈り払って観察路を移動し易くした。探鳥会に向けての作業が一段落しても雨は弱まる気配がないため、「落ち葉さらいと焼きいも」に向けた準備

は次回行うことにして本日の作業を打ち切った。

2017/9/17

台風18号の影響で活発化した秋雨前線が強い雨を降らせる中、4名の参加があったが天気予報は下り坂とのことから中止した。

2017/8/20

刈り取ったツル草を積み上げる
刈り取ったツル草を積み上げる

今後の落ち葉さらいを容易にするため、幹線道路沿いの林で笹と林床に広がるツル草を刈り、東側出入り口の草刈りを実施した。鎌で刈った笹をブルーシートに載せて運び、ツル草は刈りながら丸めて集積場所へ積み上げた。この作業は秋の間続ける予定。東側出入り口は先月と同様に刈払機を使って作業し、出入口の草刈りを完了した。作業終了後、先月に続き「ロープワーク講習会」を実施した。初めての参加者もいたため、復習を兼ねて端部をほつれない様に処理してから「本結び」「一重継ぎ」「ふた結び」を実習した。前回からの参加者は「もやい

結び」「てぐす結び」「巻き結び」に挑戦した。

2017/7/29

木の幹を登るアブラゼミの幼虫
木の幹を登るアブラゼミの幼虫

里山保全活動の参加者に呼び掛けて「セミ羽化観察会」を開いたところ、雨の中4名の参加者があり予定を短縮して実施した。公園のメタセコイアを確認したところ、地面を歩くアブラゼミの幼虫と幹を登る幼虫が数匹いるのみで羽化を始めた幼虫は見られなかった。羽化の始まるまで近くの林の周辺を歩いて白いレースのような花を咲かせるカラスウリの花を観察した。白いレースには霧雨が付着してやや垂れ下がっていた。一回りして公園へ戻ってもセミの幼虫は葉先へ達しておらず、雨が降り続いていたことから20時で観察会を終了した。

2017/7/16

結び方の手順を説明
結び方の手順を説明

集合時に近くのため池に「バンの親子がいる」との情報から、希望者は観察してから作業することにして二手に分かれて移動した。林へ先着したメンバーは、5月に刈り取った幹線道路沿いの法面に伸びた笹と東側出入り口の草刈りを実施し、強風で落ちた枯れ枝を整理した。バンを観察したメンバーは法面の笹刈りを引き継いで実施した。前半の作業終了後、前回予告していた「ロープワーク講習会」を里山メンバーの野口さんが講師となって実施した。ロープの素材・織り方・結び方・利用法の説明を受け、各自で練習用ロープの端部をほつれない様に処理してから「本結び」「一重継ぎ」「ふた結び」等を実習した。次回も続きを行うことでロープを持ち帰って練習してもらうことにした。

2017/6/18

丸太運び
丸太運び

本日は企業のボランティアグループの参加があり総勢30名となった。予定していた幹線道路沿いの法面の草刈りは短時間で終了し、林床のツル草刈りも実施した。休憩場所へ戻る途中、若い人達の力を借りて直径/長さともに40㎝程の丸太4本を運んでもらった。休憩後、丸太のベンチ用に準備した枕木を位置決めし、その上に半割した丸太を載せてベンチを2台追加した。並行して実施した池の水交換時に体長4~5㎝のヤゴ(ヤンマの仲間)5匹を見つけて観察した。付近にはトウキョウダルマガエルとニホンアマガエルが各1匹見られた。

2017/5/21

法面の草刈り
法面の草刈り

気温が上昇する中、休憩と水分補給に注意しながら保全林北側に面した法面の草刈りを実施した。この時期は草本類の成長が速く全体的に背丈が高くなっていた。その後、休憩場所にて胴割りした丸太の皮むき、塗装などを実施した。子ども達は作業の合間に自然観察も楽しんでいた。
   

2017/4/16

集めた落ち葉を踏み固める
集めた落ち葉を踏み固める

本日は家族での参加者があることから、古くなった丸太のベンチの補修に加えて落ち葉さらいを行った。一般の参加者を中心に休憩場所のある林の北東部の落ち葉さらいと笹刈りをして集積場所に積み上げるとともに、集積場所の囲いを高くするために、玉切りしておいた丸太を若い男性陣がトングでつかんで運搬した。その後、丸太のベンチ5個分の枕木を新しいものに交換し主要な作業を終了した。交換時に朽ちた枕木の中からコクワガタ♂とキイロスズメバチの新女王各1匹が出て来たので全員で観察した。最後に一般の参加者とともに林内を散策し、春の花などを観察した。この間に手の空いている人たちがベンチの上面を平らに削り塗装を終えていた。
   

2017/3/19

ツゲの根を掘っている
ツゲの根を掘っている

今シーズン2回実施した「落ち葉さらいと焼きいも」のイベントで燃え残った細かな炭の山を灰にするため、焚火をしながら笹刈りと落ち葉さらいを実施した。休憩時にさつまいもを焚火に投入し、その後は笹刈りと落ち葉さらいをしながら、並行して雨水をためるプールを清掃し、立ち枯れ木2本を切り倒して薪用にチェーンソーで玉切りした。焚火の炭は大半が残ってしまったが、焼きいもを取り出してから消火して本日の作業を終了した。

2017/2/19

落ち葉を集める
落ち葉を集める

宇都宮市環境学習センター主催の「落ち葉さらいと焼きいも」を同時開催した。参加者は焚火が始まっている林へ入り、落ち葉を熊手で集めて山を作り、ブルーシートに載せて集積場所へ積み上げた。落ち葉は乾燥しており、子どもたちも一緒に楽しそうに作業に参加していた。休憩時間にサツマイモをアルミフォイルに包んで焚き火の中へ入れ、スタッフと野鳥の会のメンバーは焚火を管理しながら落ち葉さらいを継続した。一般参加者は焼き上がるまで、センター職員が近くの林に準備したカモフラージュゲームを楽しんだ後、全員で焼きいもを味わい、焚火の後始末をして終了した。

2017/1/15

手にした焼芋と薪割りの成果
手にした焼芋と薪割りの成果

本日の作業は、来月行なう「落ち葉さらいと焼きいも」に向けて薪を準備することであったが、非常に寒いことから焚火をしながら作業することにした。焚火が十分燃えたところで、数名は隣の林から丸太を運び、チェーンソーで玉切りしながら薪割り経験のある年長者と初体験の参加者が交代しながら薪割りを進めた。手の空いているメンバーは並行して落ち葉さらいをする範囲の笹刈りをして落ち葉の集積場所へ積み上げた。最後に林の所有者が切り倒しておいた危険木を3m程に玉切りして落ち葉の集積場所の囲いをかさ上げし、焚火で焼き上がったサツマイモをおいしく味わった。