概要 活動日誌( 2024年 23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  2011年以前 )

みずほの里山再生プロジェクト(活動日誌 2018)

2018/12/16

落葉で遊ぶ
落葉で遊ぶ

本日は落ち葉さらいと焼きいもをすることとし、杉の枯葉を拾いながら林へ移動した。
焚き火が程よく燃え始まったところで落ち葉さらいを開始した。落ち葉を熊手で集めて小さな山を作り、ブルーシートに載せて集積場所へ積み上げてから、子どもたちもいっしょに踏み固めた。焚き火がほぼ炭になった頃に休憩し、サツマイモをアルミホイルに包んで投入した。その後、焼きいもができあがるまで落ち葉さらいと薪割りそして作業範囲を区切るロープ張りを実施した。最後に美味しく焼き上がったサツマイモを食べてから、全員で火の後始末をして終了した。

2018/11/18

風で折れた掛かり木の処理
風で折れた掛かり木の処理

12月からの落ち葉さらいに向けて、丸太のベンチのある林の西側を整備した。風で落ちた枯れ枝を拾い、同時にツル草切りと笹刈りを実施した。周囲には紅葉している木々も見られ、落葉の下では越冬前のニホンアマガエル3匹とカナヘビの幼体1匹が見られた。その後、立ち枯れたエゴノキにロープを掛けて池に倒れ込まないようにしながら2本切り倒し、近くにあった危険な掛かり木にもロープを掛け1本処理して作業を終了した。

2018/10/21

北東入り口の草刈り
北東入り口の草刈り

今日は11月から始まる「みずほの里山観察会」に向けて休憩場所のある林の観察路等を整備した。北東側入口に茂った草を刈り、西側入り口の法面に生えた笹を刈り取って出入口をきれいにした。北東側入口の草刈り時にニホンアカガエルとアオダイショウの幼体を発見し、捕まえて全員で観察した。その後、林内の観察路の草を刈るとともに、通路をふさいでいる倒木を玉切りし丸太のベンチ付近へ運搬した。最後に池に落ちた枯れ枝と落ち葉を取り除いて作業を終了した。落ち葉を取り出す時に大小取り混ぜて10匹前後のヤンマの仲間のヤゴが見られた。

 

2018/9/16

枯れ枝をブルーシートに載せて運ぶ
枯れ枝をブルーシートに載せて運ぶ

近くの林にツリフネソウが咲き、江川沿いにはワタラセツリフネソウが自生していることから、全員で花の違いを観察してから作業を開始した。来週行われる環境学習センター主催の「みずほの自然探検隊」の活動に向けて、台風で落ちた枯れ枝を拾いながらハチの巣の有無を確認した。ハチの巣がある所にロープを張って活動範囲を設定し、拾い集めた枯れ枝は焚き付け用に一か所に集めて積み上げた。後半は伸びた笹を鎌で刈り取るとともに、7月に幹線道路沿いで切った細い立木を運び次回以降の作業予定を話し合って終了した。

林内のあちこちにヤマホトトギスの花が咲いていた。

2018/8/19

ロープワークの説明
ロープワークの説明

先月やり残した幹線道路沿いの林の草刈りを実施し、併せて道路側に張り出した枝を高枝カッターで切り落として作業範囲を歩きやすくした。尚、先月重機の入っていた北側の林は皆伐されていた。暑さが厳しいことから、後半は予定通り「ロープワーク講習会」を里山メンバーの野口さんが講師となって実施した。「本結び」「ふた結び」を復習し、「もやい結び」では人命救助に使えるように、木を縛ることに加えて自分の体を片手で縛る練習をした。新しいプールの縁には大きなトウキョウダルマガエルが鎮座し、太い木の根元にはアリジゴクの巣が多数見られた。

 

2018/7/15

法面の草刈り
法面の草刈り

先月ビニールを交換した池と追加した2個目のプールに水がたっぷり溜まり、トウキョウダルマガエルが10匹程いたことから、しばらく「かわいい!」「大きい!」等とカエル談義に花が咲いた。全員集まったところで予定していた幹線道路沿いの法面に移動して伸びた草を刈り、歩道へ落ちた草をブルーシートに載せて林の縁へ積み上げた。同時に付近に生えていた直径10㎝程の立ち木を3本切り倒し、枝を落として処理した。日陰であったにもかかわらず全員汗びっしょりになったため、多少の作業を残して終了した。尚、幹線道路を挟んで北側の林では重機が入り広範囲に林の伐採作業が行われていた。

 

2018/6/17

池の水汲み出し完了
池の水汲み出し完了

まず池の底に張った古いビニールの交換と、雨水を溜める2個目のプールの追加を参加者が二手に分かれて実施した。池の改修班は水を汲み出してバケツに一時保管し、ビニールを固定していた石と劣化したビニールを取り除いた。その後、新しいビニールを敷いて石で固定し、隙間に砂と土を入れてから水を戻して作業を終了した。プール設置班は伐倒された木の枝を落として玉切りし、既存のプールの隣に丸太を運んで四角く固定して枠を作った。ビニールは追って張ることにし、枠の中にブルーシートを敷いて作業を終了した。最後に池にいたヤゴ3匹は池に、トウキョウダルマガエル5匹は古いプールに放し本日の作業を終了した。

2018/5/20

玉切り材の運搬
玉切り材の運搬

20名近い参加者があったことから、ここ数年手入れのできなかった幹線道路沿いの東側の林で作業した。直径2~3㎝の竹が生えた場所と、細い笹の生えた場所があるため二手に分かれ、竹が生えている場所では鋸も使って刈り取りした。刈り取った笹等は3か所にまとめて積み上げ、作業が進むにつれ見通しの悪かった林内で、双方の様子が見通せるようになった。休憩を挟んで作業を継続し、林内にあった倒木をチェーンソーで2ḿ程に玉切りして若い人たちが運び、積み上げた笹の囲いにした。最近一週間程は気温が30℃に近い日が続いていたが、今日は18℃と低く林の中にも爽やかな風が吹いていて、ほとんど汗をかかずに作業した。竹の切株があちこちにあり多少歩きにくいが、除去は次回以降にして本日の作業を終了した。

2018/4/15

支点にする木に滑車を取り付ける
支点にする木に滑車を取り付ける

午前中の降水確率は80%であったが9時前に雨が止み3名の参加があった。そこで少人数で行う作業として立ち枯れた太い危険な木を切り倒すことにし、道具を準備して幹線道路沿いの林へ移動した。立ち枯れたアカマツは樹皮がほとんど落ち、傾いている方向の周囲には数本の樹木があり多くの枝が伸びているため、反対側の太い木に滑車を付けてロープで引っ張ることにした。手鋸で受け口を作り、徐々に追い口を切りながらロープを数回引いたところ、方向がずれて掛かり木になってしまった。再度ロープを掛け直して引きながらアカマツを回転させて切り倒し倒した。その後、玉切りにして落ち葉の集積場所の囲いにし、笹刈りする範囲を示すロープを張り直して処理作業を完了した。休憩場所のある林へ戻ると間もなく雨が降り出したため11時で本日は終了とした。

2018/3/18

竹の杭を打ち込む
竹の杭を打ち込む

今回は参加者が多かったことから、落ち葉さらいとその他の整備作業を並行して進めた。初めての参加者を中心に休憩場所のある林の北東部に残っていた落ち葉を集めていつものように集積場所へ積み上げた。時々落ち葉の下から飛び跳ねるニホンアマガエルの姿が見られた。他の参加者は希少な植物を刈り取らないよう囲いの補修と立ち枯れた木の整理、そして風よけのために林の外周の笹刈りをしない範囲に竹の杭を立ててシュロ縄で囲った。休憩後、全員で幹線道路沿いの林へ移動し、残っていた部分の落ち葉をさらってこの部分の作業を終了した。最後に前回までの焚火の跡に小山のように残った炭をバケツに入れ、落ち葉さらいを終えた林床へ撒いて本日の作業を終了した。

2018/2/18

落ち葉を踏み固める
落ち葉を踏み固める

今回は野鳥の会に呼び掛けて「落ち葉さらいとやきいも」を開催し、ほぼ先月と同じメンバーで9時に集合して焚火を準備した。全員で周辺の落ち葉を熊手で集めて山を作り、ブルーシートに載せて集積場所へ積み上げて踏み固めたり、観察路の落ち葉をさらったりした。落ち葉は乾燥しており作業は順調に進んだ。休憩時間にサツマイモをアルミホイルに包んで焚き火の中へ入れ、火の番を残して幹線道路沿いの林
へ移動し、1月にツル草を刈り取った部分の落ち葉さらいをして作業を終了した。最後に半数のみ焼き上がったやきいもを食べて定例の活動を終了した。その後、残った火を利用して大鍋で豚汁を作り、昼食を食べながら今後の活動について意見交換した。

2018/1/21

焚火の準備
焚火の準備

来月行なう「落ち葉さらいとやきいも」に向けて、休憩場所のある林で刈り取った笹の整理と薪割りそして焚き付け用の枯れ枝集めを実施した。並行してやきいもの練習用に焚火をし、薪がほぼ「おき」になったところでサツマイモを入れて、やきいもの準備を完了した。その後、火の番を残して幹線道路沿いの林へ移動し、11月に刈り残した部分の林床のツル草を刈り取って本日の作業を終了した。最後に焦げ目もなく上手に焼き上がったサツマイモをおいしく味わった。