概要 活動日誌( 2024年 23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  2011年以前 )

みずほの里山再生プロジェクト(活動日誌 2023)

2023/12/17

刈り取って積み上げた笹         
刈り取って積み上げた笹         

来週行なう「みずほの自然探検隊」の落ち葉さらいと丸太切りに向けて、笹刈りと枯れ枝拾いに加えて古くなった囲いを更新した。2名は古くなった竹の杭とシュロ縄を交換して作業範囲を明確にするとともに、周辺の笹を刈り取った。他の参加者は笹を北から南へ刈り取りブルーシートに載せて南側の集積場所へ積み上げた。また付近にあってツルに覆われ傾いている立ち枯れた木を切り倒し、ツルと枝を切り取って幹は来週の丸太切り用にそのままとした。その後、炭火で温めたお汁粉を食べながら長めの休憩を取り、最後に観察路に溜まった落ち葉を両脇に寄せて通路が分かるようにして終了した。

 

2023/11/19

東西から作業してきたメンバーが合流   
東西から作業してきたメンバーが合流   

幹線道路から林へ入った東側が数年前に皆伐され、その先のY字路左側の道路に背丈の高い草が繁茂して通行不能になってしまった。これはアスファルトの道に土が流れ込んで草木の種が落ち一斉に成長したためと思われる。今回は約60mに亘って草を刈って道路を開通することにし、東西に分かれて草刈りを開始した。丈の高い草を刈り、道路上に流れ込んだ土をさらって皆伐された側へ寄せてほぼ1時間で開通した。更に左右から倒れ込む草を刈り、道幅を広げてアスファルト道路が復活した。帰りがけにも土をさらい、林の内外を散策してからシイタケのホダギを天地替えして終了した。尚、16日の下見時に林の中で越冬間近のニホンアカガエル(体長約70mm)を確認した。

2023/10/15

林を南側から撮影(10月13日)   
林を南側から撮影(10月13日)   

降雨のため活動を中止したことから、13日に下見した時に林を南側から見た写真を掲載します。

 

2023/9/17

きれいになったワタラセツリフネソウ自生地と江川の土手
きれいになったワタラセツリフネソウ自生地と江川の土手

来週行なう「みずほの自然探検隊」のワタラセツリフネソウの花観察に向けて、江川の脇の農業用水路沿いとそこへ至る通路の草刈りを実施した。通路には部分的に篠竹が生え、水路沿いは5月に草刈りをしたにも関わらず背丈ほどに伸びた草もあり、全員で汗まみれになりながら水路脇の草を刈り、土手の草を抜いてフェンス脇へ移動した。これらの作業により観察範囲が広がって、ピンクのワタラセツリフネソウの花も見易くなり土手の法面もきれいになった。その後、林へ戻って休憩してから林の笹を刈り、最後に秋の発生を期待してシイタケのホダギを天地替えして終了した。

 

2023/8/20

みんなで草抜き   
みんなで草抜き   

先月と同様に作業は前半のみとして後半はロープワーク講習会を実施した。林の南東部が伐採され陽当たりが良くなったことと、風に乗って草の種が運ばれたことが重なってか、付近の観察路に腰の高さ位の草が大量に繁茂してしまっていた。先ずは池側から笹などを刈り、繁茂した所では草を抜き土を払って観察路の南側へ放置した。付近は陽射しが強いため一旦ベンチへ戻って休憩後、東入り口付近から繁茂した所へ草抜きを進めクワを移植した周辺の草も抜き取った。今日の作業で観察路は草を搔き分けずに歩けるようになった。後半は予定通り「ロープワーク講習会」を里山メンバーが講師となって実施した。参加者の半数が初体験であることから、昨年と同様に「本結び」「ふた結び」を復習し、「もやい結び」では人命救助に使えるように自分の体を縛る練習をした。久しぶりに池の水に浮く一匹のトウキョウダルマガエルを確認した

2023/7/16

切り倒した立ち枯れ木を運ぶ  
切り倒した立ち枯れ木を運ぶ  

7,8月は暑さ対策のため活動時間を8-11時とし、作業は前半のみとして後半は樹木観察会を実施した。まず手始めに4月に移植したクワの周囲に生えた草を全員で抜き取り付近に積み上げた。その後、草刈りと立ち枯れ木処理に分かれて作業を開始した。草刈班は北東の出入口周辺に茂った笹等を刈りブルーシートに載せて林内へ積み上げた。大学生中心の立ち枯れ木処理班は作業方法の説明を受けてから、交代で鋸を使って倒す方向に受け口を作り反対側に切れ込みを入れて2本倒し、トングで吊り上げて休憩場所付近へ運搬した。休憩後、森林インストラクターの吉田さんが準備したこの林にある樹木34種類の特徴を記したテキストで説明を受けてから、実際に周辺の樹木を見ながら解説を頂いた。

 

2023/6/18

倒れかけた生木を切る
倒れかけた生木を切る

来週行なう「みずほの自然探検隊」の丸太切りと落花生の植え付けに向けて、立ち枯れ木の処理と畑の準備をした。大学生グループは立ち枯れ木を切り倒したり倒木を運べる長さに切断して作業場所へ運んだ。探検隊メンバーは陽当たりの良い場所の土を掘り起こし腐葉土と肥料を混ぜて耕した。他の参加者は古くなった竹の杭とシュロ縄を交換して作業範囲を明確にするとともに、周辺の笹を刈りとった。休憩時には池に生えた草にぶら下がったヤゴの抜け殻と池の中に居たヤンマのヤゴを観察した。その後、倒れかけた生木を子どもと若者達が鋸で運べる長さに切断し、枝を落として作業場所へ運んだ。最後に、先月に続き古くなったベンチの枕木を交換して座り易い高さに調整した。

 

2023/5/21

草刈作業中:水路が見えるようになった
草刈作業中:水路が見えるようになった

ワタラセツリフネソウ保全地の草を刈るため、渡り板や作業道具を持って移動した。水路沿いはイネ科の草が腰の高さほどに伸びて、説明用看板の杭も腐って倒れていた。先ず、水路両脇の草を刈り水路の手前の草は山側に積み上げ、反対側の草は土手にあるフェンスの足元へ移動した。入口付近の平らな部分は広く草を刈りワタラセツリフネソウの生える地面に陽が当たるようにした。同時に朽ちた看板の杭を新しいものと交換して看板を取り付けた。その後、休憩場所へ戻ってコンロに炭火を起こし野菜版のバーベキューを楽しんだ。最後に2台のベンチに枕木を追加して座り易い高さに調整した。

 

2023/4/16

作業後、きれいになった法面と歩道
作業後、きれいになった法面と歩道

2021年7月の草刈り時に参加者がアシナガバチに刺されてしまったことから、しばらく実施していなかった幹線道路沿いの草刈りをハチの活動が始まる前の4月に行うことにした。法面と林の草を鎌で刈り、歩道の隙間に生えた草をスコップでしごいて取り除いた。この季節はクワの若葉が見分けやすいことから、クワの株は実が生るのを楽しみに移植用に掘り上げながら作業を進めた。法面の草は歩道側から刈り取り、落ちた草をブルーシートに載せて林内へ運び積み上げた。掘り上げたクワの株は、一休みしてから陽当たりの良い林の南東側へ18株移植して本日の作業を終了した。

2023/3/19

皆で笹刈り
皆で笹刈り

林に設置したホダ木にシイタケが多数発生していたので、焼きシイタケ用にバーベキューコンロに炭火を起こしてから東側入口で作業を開始した。刈り残した入り口脇の笹を鎌で刈り、ブルーシートに載せて林内へ積み上げた。並行して、風除けのために笹を残す所の境界に打ち込んだ竹杭が古くなったので、取り除いて新しい竹杭を打ち込み囲いのシュロ縄も交換した。作業が一段落したところで全員でシイタケを収穫し、各自の方法で網焼きして長い時間に亘って味わった。その後、腹ごなしに西側入り口の林外側の落ち葉をさらって林内へ積み上げ、最後にコンロの火の後始末をして終了した。

 

2023/2/19

竹の杭打ち
竹の杭打ち

ワタラセツリフネソウ保全地の囲いを補修するため、事前に準備した竹の先端を斜めに切って尖らせてから水路沿いへ移動した。古くなった竹杭を取り除いて新しい竹杭を打ち込み、必要に応じてシュロ縄を交換した。並行して水路両脇の枯草を40m以上に亘って刈り取って整理した。土手の枯草はアメリカセンダングサがほとんどで、手袋や衣類に刺さって作業がやりにくく次回は種が柔らかい内に行う必要性を感じた。林へ戻って休憩し、分解済の爪の折れたクマデの握り部の先端を尖らせて次回用の竹杭として確保してから、全員で観察路沿いの落ち葉さらいを実施した。最後にシイタケのホダ木に水やりをして終了した。

 

2023/1/15

左奥の笹刈りと観察路の落ち葉さらい
左奥の笹刈りと観察路の落ち葉さらい

2月12日に行われる‘こどもエコクラブ’の「落ち葉さらいと丸太切り」に向けて、落ち葉さらいをし易くするため、休憩場所の東側の林で笹とツル草を刈り取り、集積場所へ積み上げた。並行して丸太を集めて一か所へ集約し、枯枝も拾って整理して準備作業を終えた。また、1か月の間に観察路に降り積もった落ち葉を両脇へ寄せて通路をはっきりさせた。これらの作業により林内は多少広く感じられるようになり、移動も容易になった。最後に、雨が降らずに乾き切ったシイタケのホダ木に水やりをして終了した。